避難生活も1年半を過ぎ、このまま日本で生活していくかどうか悩んでいる方からのご相談や仕事を探しているがなかなか見つからないという声もお聞きします。言葉の問題など様々な課題もあり、将来に対する不安が強くなる方もおられます。今回は心のケアとして、メロン狩り体験と自然の中で過ごすリラックスツアーを開催いたしました。
参加者の中に、ドネツク出身で実際にメロン栽培をされている方がおられました。ドネツクやオデッサなど激戦地から来ている避難民の方も多く、強い戦争トラウマを抱えておられます。そのような中で、穏やかに過ごしていた頃のかけがえのない思い出が、今のつらさを少しでも和らげえくれると思います。
また、在日ウクライナ人による日本の農業についてレクチャーを行いました。
実施にあたっては、日本財団のウクライナ避難民支援助成プログラムの支援を受け行いました。
◆9:00ウクライナ「心のケア」交流センターに集合。バスで出発。
◆12:00過ぎメロンの森へ到着
はじめてのメロン狩りに大喜び
メロン栽培について質問
メロン狩りのあとは、みんなでバーベキューをしたり、ウクライナの歌を
一緒歌ったりしながら、楽しんでいただきました
◆まとめ
本日は、自然の中で雨が奏でる音を聞きながら、ネイチャーセラピーを行いました。雨音は「1/fのゆらぎ」と言って、副交感神経を優位にしてくれますので、自然の中で過ごすこととの相乗効果で、よりリラックスしていただけたと思います。
今回、参加者の中に、実際にメロンを作っていた方もおられて、「自分の実家のメロンが1番」と笑っておられましたが、日本の栽培方法を熱心聞いておりウクライナに戻ったらやってみたいと話されていました。また、ウクライナでは日常的にバーベキューをしていることから、自然の中でのバーベキューはウクライナの方にとって1番の心の癒しにつながります。バーベキューの後は、ウクライナの歌を歌いながら、故郷を思う優しい時間
になったと思います。
主催:
特定非営利活動法人ヒューマン・アニマル・インタラクション協会一般社団法人全国心理業連合会(全心連)ウクライナ「心のケア」交流センター
場所:フォレストパークメロンの森(茨城県鉾田市安房1623-1)
対象:ウクライナからの避難民の方
担当:ウクライナ避難民・日本人ボランティア
参加人数:27名(ボランティアスタッフ含む)
-----
本企画は下記の皆様にご後援、ご協力をいただきました。改めて心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
後援:一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会
助成:公益財団法人 日本財団
協力:株式会社アイディアヒューマンサポートサービス
ご主人とおかみさんのお料理はとてもおいしかった。
おかみさんの日本舞踊の舞を観ました。
◆2日目ホテル出発
日本語の習得ができてきている方もおり、各自で色々と散策されました。
◆まとめ
参加された方からは、
「外がとても寒かったので、温泉がとても気持ちよくて、温まってゆっくり眠れた」「ご主人とおかみさんとがとても歓迎してくれて嬉しかった」とメッセージをいただきました。
あたたかな人とのつながりで癒され、心と体をリラックスすることができたと思います。
素晴らしい時間であったとのメッセージをいただきました。
ウクライナの方を心から支援したいと想うご主人やおかみさんのおもてなしの心と、自然の中で過ごすことで、ストレスを緩和することができたのではと思います。
主催:
特定非営利活動法人ヒューマン・アニマル・インタラクション協会一般社団法人全国心理業連合会(全心連)ウクライナ「心のケア」交流センター
在日ウクライナ大使館
場所:ジェムスティーイン箱根・芦ノ湖(神奈川県足柄下郡箱根町箱根164-1)
対象:ウクライナからの避難民の方
担当:ウクライナ避難民・日本人ボランティア
参加人数:10名(ボランティアスタッフ含む)
-----
本企画は下記の皆様にご後援、ご協力をいただきました。改めて心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
後援:一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会助成:公益財団法人日本財団協力:株式会社アイディアヒューマンサポートサービス
ジェムスティーイン箱根・芦ノ湖